メールアカウント連携失敗の原因と解決方法
メールアカウント連携でよくある問題と解決方法
この記事では、OKKI CRMにメールアカウントを連携できない場合の主な原因と、その対処方法をご紹介します。
1. IMAPプロトコルが有効になっていない
IMAPが無効だと、メールの受信・同期ができません。
対処手順:
- メールアカウントのWeb版(例:Gmail、Outlookなど)にログイン。
- IMAPアクセスを有効化:
- 企業用メール:管理者アカウントで管理画面にログインし、対象アカウントのIMAP設定を有効にします。
- 個人用メール:自身のメール設定メニュー(例:Gmailの「設定」>「POP/IMAP」)でIMAPを有効にします。
- OKKI CRMのメール設定画面に戻り、再度アカウント連携を試みてください。
2. パスワードが間違っている(特に企業メール)
連携に使用するパスワードは、通常のログインパスワードまたはアプリ用パスワードである必要があります。
対処手順:
- メールのWeb版にログインし、正しいパスワードでアクセスできることを確認。
- OKKI CRMのメール設定画面に戻ります。
- メールアドレスを入力。
- パスワード欄に正しいログインパスワード(またはアプリ用パスワード)を入力し、再連携。
💡 企業メールで「アプリ用パスワード」が必要な場合は、管理者に確認してください。
3. パスワードを複数回間違えてアカウントがロックされた
セキュリティのため、誤入力が続くと一時的にアカウントがロックされることがあります。
対処手順:
- メールアカウントに直接ログインし、パスワードをリセット。
- リセット後、OKKI CRMで再度連携を試みる。
または - IT管理者またはメールサービスのカスタマーサポートに連絡し、ロックの解除を依頼。
- 解除後、再度連携を実行。
4. 認証コード(2段階認証)が必要な場合
2段階認証が有効なアカウントでは、通常のパスワードではなく認証コードまたはアプリ用パスワードが必要です。
対処手順:
- メールアカウントにログイン。
- セキュリティ設定から、認証コードの取得方法(例:認証アプリ、SMSなど)を確認。
- 認証コードを取得。
- OKKI CRMのメール設定画面に戻り、
パスワード欄に認証コード(またはアプリ用パスワード)を入力して連携を完了。
✅ GmailなどのGoogleアカウントでは、「アプリ用パスワード」の使用を推奨します。
5. IP制限または地域制限が有効になっている
企業メールでは、特定のIPアドレスからのみアクセスを許可する設定(IP制限)がされている場合があります。
対処手順:
- 管理者アカウントでメール管理画面にログイン。
- 以下のいずれかを実施:
- OKKI CRMのアクセス元IPを許可リストに追加
- 一時的にIP制限を無効化
- または、IT部門またはカスタマーサポートに連絡し、
「OKKI CRMからのアクセスを許可するIP設定」を依頼。 - 設定完了後、再度OKKI CRMでメール連携を実行。
まとめ
メール連携がうまくいかない場合は、上記の5つのポイントを順に確認してください。
特にIMAPの有効化と正しい認証情報の入力が最もよくある原因です。
それでも解決しない場合は、OKKIサポートまたは自社のIT管理者へご相談ください。